中国コロナワクチンレポート
そうです、中国産ワクチン。
そんな中国産ワクチンにかなり慎重だった中国太郎氏。
一足先にワクチンを打った現地スタッフ達の体調が悪くなっていないか、しばらく周りの様子を注意深く観察しておりました。
その結果、打つという結論に至ったもよう。
日本に比べてワクチン接種の体制を整えるのが早かった中国。
外国人であっても、5月の中旬頃には接種の予約が出来たようです。
ワクチン接種を受けたい人全てに行き渡るには、まだまだ時間のかかりそうな日本。
日本に先駆けて中国でワクチン接種を終えてきた駐在日本人、中国太郎氏のコロナワクチンレポートをお届けします。
コロナワクチン接種当日の流れ
当日は、地域最大(東莞)の病院へ…
ちなみにワクチン接種の予約は、ウィチャットというアプリ上で行います。
受付でも提示が必要なのでスマホは必須。
※ウィチャットは中国版LINEのようなもの。
いよいよ接種の時…。
小瓶に入ったワクチン1人分を注射器で注入。(採卵周期に打つ注射の薬剤と似てますね)
念のため接種後は様子見です。
30分大部屋で待機…。
仕事が早い!
中国は日本よりもIT化が進んでますね…。
健康コード
ちなみにコチラは健康码(ジャンカンマ)というアプリの表示。
俗に言う健康コードです。
施設を利用する際や、移動の際に提示を求められます。
自分のこれまでの行動履歴を管理してるもので…
もしも感染者が発生した地域へ行ったことがあると、QRコードの緑が赤に変わります。
移動も制限されるよ
そして証明書の右下には、1回目のワクチン接種が済んでいることが表示されています。
便利だと思う一方で、常に行動を監視できるシステムということ…。恐ろしやですね。
コロナ前に戻りつつある今
地域差があるとは思いますが…
中国では昨年秋頃には、ほぼほぼコロナ前の生活を取り戻していたそうです。
だけど変異株の出現もあってか、今でも感染者が出てしまう事はあるそう。
その際は感染者は迅速に隔離し、行動範囲を確認…
濃厚接触者ならびに、その広範囲に渡る地域住民のPCR検査を行います。
スマホを駆使し、各個人の追跡情報が活用されて、徹底的に感染者の洗い出しをされるそうです。
一般人にも公開されてるよ
公開され…るの…?
実際に一般公開されてる、どこかの誰かの行動履歴を見せてもらったんですが…
言葉の分からない私が見ても、何月何日何時何分誰がどこにいたという情報の羅列が表示されている、という事は理解できました。
感染拡大防止のためとは言え…
徹底しまくりですね。
2回目の接種は4週間後!