とひとことで言っても色々です。
・タイミング法
・人工授精
・体外受精(顕微授精)
治療のステージによってかかる金額や身体的な負担も違うけど、精神的なこころの余裕もかなり違う。
段々とステップアップしていく中で、
そのステージごとに…
✔勉強になった本
✔背中を押してくれた本
✔心を軽くしてくれた本
こちらを3冊ご紹介いたします。
『ベビ待ちさんが妊娠するための股関節&ときめきエクササイズ』奥谷まゆみ
妊活入門本としておすすめ
”妊娠しにくい体の共通点見つけました。
あとは整えるだけ”
というサブタイトルの通り。
妊娠を望む女性のからだとこころの仕組みについての本。特に卵子に注目して書かれています。
ゆるカワなイラスト付きで詳しく説明されていて分かりやすい。
タイミング法をはじめた頃に読んでました。
”セルフで妊娠しやすいからだを作れるなら、やったろう!”と意気込んで。
ときめきましょう♥
『ベビ待ちゴコロの支え方』矢沢心
ステップアップに悩んでる方におすすめ
これはもう説明無用じゃないでしょうか。
読んだことある方も多いのでは。
人工授精から体外受精へのステップアップをなかなか決心出来なかった時に、ちょっぴり背中を押してもらった本です。
体外受精にチャレンジしたものの、
”あれ?妊娠しないぞ”と弱気になってた時にも。読んで自分を勇気づけました。
『私がオバサンになったよ』ジェーン・スー
治療に心身共に疲れている方におすすめ
まず妊活本ではないです。
妊活ジャンルではないこの本が、妊活疲れのこころに響きまくったのでご紹介。
コラムニスト、ラジオパーソナリティ、作詞家などなど…
色々マルチな著者のジェーン・スーさんが、個性豊かなかっこいいオトナ達(全員ほぼ40歳以上)と個々にくり広げるトーク。
どれも内容が濃すぎて飛ばすところがありません…。
多様性について
治療が高度なものになるにつれて、子供のいない人生についても考えるようになってきました。
とは言え、今もこれから先の人生も、はじめましてをする度に『お子さんは?』ってあいさつ代わりに聞かれる社会ではちょっとしんどい。
そんな気持ちが著者の願いとリンクした。
「「どうして結婚しなかったんですか?」とか、そこに触れないで未婚女二人が仕事やプライベートの話をできる世になればいいと思うんです。だけど実際ちょっとそこにはまだ距離があると思って。日本ではやっぱり結婚してるしてない、子供産んだ産んでないが大きくある。」
引用:(ジェーン・スー『私がおばさんになったよ』幻冬舎、2019年)
著者の方も言われてますが、この願いを叶えるには、『私みたいな人もいるよ』と言い続けるしかないのかなと思います。
自分も微力ながら発言し続けたい。
つかみどころ
導入部分でがっつり持っていかれました。
(”前書き”より抜粋↓↓)
「たったひとつの正解しかなかった親の世代とは異なる私たちが、これから楽しく暮らしていく手掛かり」
引用:(ジェーン・スー『私がおばさんになったよ』幻冬舎、2019年)
生き方はいろいろあっていい。
みんなと同じ生き方だけが正解じゃない。
治療が長引くと、そんな当たり前のことが分からなくなっちゃうことがある。
面白いおとなのロールモデル
不妊治療で結果が出せないと、未来に希望が持てなくなってきませんか。
そんな未来にちょっとだけ光をあててくれる本。
面白く人生を生きてるおとなの女性たちの、これまでの生きざまと、これから。
人生の大先輩たちの背中、たいへん勉強になりますっ!という本。
治療して子供が出来なかったら、、?
その先の道がないと思えてしまう方に。
現在、霧の中にいる方におすすめ。
視界がフワッとひらける本です。
ちょっとだけラクになりましょう。
妊活おすすめ本【まとめ】
治療の最新情報をさくっと収集するにはネットやSNSのが効率的ですが…。
読書から情報を吸収して、じっくりと腹におとしこむのもよき。
意外だったのは、妊活本じゃない『私がオバサンになったよ』が、いまの自分の心情にヒットしたこと。
売っちゃうのにね