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映画『君の名前で僕を呼んで』感想と父親の名言(配信情報もあるよ)

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もしも自分が母親になれたら、、
もしくは父親になったら。

不妊治療してると、自分なりの理想の母親像や父親像を妄想してしまうことってありませんか?

子育てしていくなかで予想外の出来事が起こった時、親として子供にしてあげられる事って、なんだろう。

さけ
さけ
今回はそんなことを考えさせられた映画をご紹介します(※ネタバレあります)

映画『君の名前で僕を呼んで』概要

 

『君の名前で僕を呼んで』©Frenesy,La Cinefacture

映画『君の名前で僕を呼んで』あらすじ

北イタリアの避暑地で家族と過ごす17歳の少年エリオのもとに、大学教授である父親が招いた助手の大学院生オリヴァーが訪れる。

生活を共にするうちにオリヴァーに惹かれていくエリオ。その想いは通じるが、夏の終わりと共にオリヴァーが去る日も近づいていた、、。

映画『君の名前で僕を呼んで』キャスト

エリオ(ティモシー・シャラメ)
物語の主人公で成熟した少年
オリヴァー(アーミー・ハマー)
大学院生でパールマン教授の助手
パールマン教授(マイケル・スタールバーグ)
エリオの父親で大学教授

映画『君の名前で僕を呼んで』作品情報

『君の名前で僕を呼んで』(2017年)
原題:Call Me By Your Name
監督:ルカ・グァダニーノ
原作:アンドレ・アシマン
※イタリア・フランス・ブラジル・アメリカ合作の青春映画

映画『君の名前で僕を呼んで』感想※ネタバレ含む※

美少年の恋と成長の物語

公開当時に話題になったので観られた方も多いかと思います。

ざっくりまとめてしまうと、同性愛に目覚めた美少年が年上の美青年と結ばれ、また失恋するというひと夏のラブストーリー。

『君の名前で僕を呼んで』©Frenesy,La Cinefacture
さけ
さけ
ふたりが恋に落ちていくさまはリアルでドキドキします。何故かわからないけど惹かれるっていう恋した時のあのドキドキ感を疑似体験、、!

同性愛と言っても、舞台は1983年のイタリア。今と違ってまだまだ偏見の多かった時代かと思います。今よりも同性への想いを表に出すことが難しかった時代の少年の恋と成長のお話。なんですが、、

絶賛不妊治療中で、いつか子供の親になることを夢見る自分が惹かれたのは、主人公である美少年の両親です。

偏見のない両親の理解と包容力

息子の男性への恋心に気付いた母は、驚きもせず彼の気持ちを認め、肯定します。

そして夏は終わり、美青年は帰国。一緒にいられるのは夏の間だけという時間の制約があることを承知していた2人ですが、、

『君の名前で僕を呼んで』©Frenesy,La Cinefacture

スマホもラインも無い時代の遠距離恋愛、ムズかしいですよね。離れ離れになって傷心の息子に静かに話しかける父親。

男性を愛したことを気にする息子に対して柔らかく包み込んでいく父親の言葉が大きすぎて震えました。

世の中の偏見を気にして生きることよりも、もっと悲しいこと、もっと惜しいことがあるんだよと息子に諭す父親。そして感じた痛みも喜びも財産だと。

余計な口出しかな?なんてお茶目に加えるところも、押し付けがましくなくて距離感も絶妙すぎる。

もし自分がこの少年の親だったら、、

もしも自分の子供が同性との失恋に傷ついていたら、なんと声をかけますか?

何があっても”私がついているから”と自分を肯定してくれる親がいたら、その子供はどんなに心強いか。

こんなに懐が大きくてチャーミングな親になれたらなぁ、という妄想しながら見てしまいました。

映画『君の名前で僕を呼んで』視聴方法

FOD,Amazon primeなどで配信サービスを行っているようですが、。(2020年1月現在)

もしお近くにTSUTAYAの店舗がある場合は、TSUTAYAの旧作レンタルが最安です。

さけ
さけ
父と息子のラストシーン是非みてほしい、、!