薬を飲むのにちょっと抵抗を感じる派です。
不妊治療してるとそうも言ってられないけど、、。
でも自然界のものを煎じて飲むなら、、
それはむしろ興味がある。
”漢方“
30代前半、タイミング治療で結果が出ずしょげてた頃。
たまたま妊活雑誌で見つけた”子宝漢方”という言葉に釣られて、念願だった漢方はじめました。
漢方はじめました
セミの抜け殻、木の根っこ、きのことか。
専門家の方の知識と経験で自然界のものを使って個々に調合するスタイル。
いいですよね。
いつか自分用の漢方をカスタマイズしてみたいと思ってました。
妊活にも有効と聞き雑誌に載ってたお店へ。
3ヶ月分の基礎体温表を持参し、問診票に記入し診察、最後に漢方を処方してもらいました。
保険がきかない漢方は高い、とは聞いてましたがリアルに高かった(涙)
1ヶ月分で3~4万円くらいかな、都度2,3種類の漢方をのんでました。
おいしくはないけど、薬に比べて抵抗なくのめた。
毎月通いました。
その度に診察と更に1ヶ月分の漢方をお買い上げ。
通っていくうちに、、
こころの中に謎の違和感が芽生えていきました。
誰に必要なのか見極めてから
モヤモヤする気持ちの正体がよく分からないまま、、1年ちょい通いました。
ちょっとした手違いが原因で通うのをやめてしまい、そのまま漢方もやめてしまったのですが。
それから何年後かに人工授精をスタート。
そこで精子所見が芳しくないことが発覚。
違和感の正体がはっきりした瞬間でした。
女の勘、野生の勘、第六感、、
そういう”なんか引っかかる”って感覚は意外と当たってたりするというのは本当みたいです。
漢方薬局へ通ってた時に感じてた違和感の正体はコレ。
『自分だけ漢方飲んでるけど、これって、、自分以外に不妊の原因があった場合は全部無駄なんじゃ、、』
失敗者からのアドバイス
1年ちょい、車で往復3時間半かけて通った漢方薬局。使った妻の漢方代、月に3~4万円。
妻のからだの中の何かは良くなったのかもしれないが、妊活的には”無駄”だったかもしれない。
漢方をダメ出ししてる訳ではないです。
むしろ好きです。
大事なのは以下の点。
・お店選びは慎重にということ。
・妊活目的で行く場合、対象は妻か、夫か、両方なのか。どちらに処方が必要なのか、ということからちゃんと相談できる漢方薬局であるかどうか。
両方もれなく失敗しました、、。
そんな自分からのお節介で当たり前~なアドバイス。
不妊治療は時間との勝負でもあります。
どうか無駄な時間と費用を費やすことのありませんよう、、。