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日本の性教育に思うこと|不妊治療に至るまで

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さけ
さけ
避妊しなきゃ子供ができると思ってました

初めての性教育に震えた10代

別室(教室)に集められ性教育を受けた

無知だった私は避妊さえしなければ妊娠するものだと思ってた。

いま思い返せば、勘違いのはじまりは小学校の時に受けた性教育がきっかけです。

小学校高学年の頃でした。

女子生徒だけ別室に集められて、来たる生理についての説明とか心構え、ナプキンの使い方などなどの説明を受けました。

生理が来たら赤ちゃんを産めるカラダの準備がはじまるのだと教えられました。

避妊しなさい

その時に生理の説明とあわせて、望まない妊娠をするべからずという教育も受けたのですが、私には生理よりもこっちの方がインパクトがあって。

『性交渉をする際は避妊をしなさい。』

この教えは、呪いのように私の脳に深く刻まれました。

避妊が正義の20代

避妊というルールを確実に守った20代

20代の時に、何名かの方とお付き合いする機会に恵まれましたが、融通の利かない私はこの教えを徹底的に守りました。

経済的にも精神的にも、自分に子供を育てる準備が出来ていないと、子供と自分、双方にとってよくないと思ったからです。

妊娠を理由に結婚してしまったら、、
その結婚生活でつまずいた時に、

”あの時に妊娠しなければ、、”

という後悔をしてしまいそうで、うまくいか
ない理由を子供のせいにしてしまいそうなのが恐かった。

だから子供をつくるのは結婚の約束をしてから、母親になる覚悟を決めてからと思ってました。

さけ
さけ
授かり婚でも立派に子育てをされてる方、素敵な人生を送っている方はたくさんいます。これも一つのきっかけ、、
と今では思える。

妊活と不妊治療まみれの30代

不妊治療で病院に通院した30代

そして私は27歳で結婚し30歳ではじめて不妊治療というものを経験しました。

治療をしたり休んだりでもうすぐ40歳になります。

高度な治療を経て2度の妊娠、流産も経験し
ましたが、いま現在子供はおりません。

さけ
さけ
もしかして避妊する必要なかったんじゃ、、

なんて自分の過去を恨めしく思い返すこともありますが、適切な避妊は必要です。

子供ができやすい人もいますし、無茶をしがちな若い時は生殖能力も高いはず。

ただ私みたいにガッチガチじゃなくてもよかったんじゃないかと、、という後悔の念があります。(自分の無知が悔しい!)

▶『不妊治療』に変わる言い方

性教育は避妊だけじゃなく不妊についても理解が必要

性教育は避妊だけじゃなく不妊についても理解が必要

そんな私がいま思うことは、、

避妊の大切さを教えてくれた性教育の重要さは分かりますが、もう一つ、

望まない妊娠を避けることに加えて、卵子の老化についても教えてほしかった。

女性だからといって、いつまでも子供を産める訳ではないということ。

そりゃ40代でたやすく自然妊娠が出来るなんて思ってないけど、30代から既に卵巣機能が衰えるなんて知らなかった。

若い時は子供ができやすいから、そこんとこよく考えて
でも30歳超えると、ガクッと出来にくくなるよ、という事実。

何なら20代後半からもう卵子の老化は始ま
っているという、こっちのリスクについてもちゃんと教えてほしい。

自分はどういう選択をしてどういった
人生を送るのか、情報ありきで自分で決めた道ならば後悔も少ないはず。

『避妊だけじゃなく、不妊についても教えてほしかった』

この一言に尽きます。

でないと私みたいに、
芸能人のデキ婚のニュースを見ては
「私は順番守ってきたのにな」
なんてボヤく羽目になる。

私みたいな人を増やさないためにも、若いうちからの性教育の改善と更新を、、。
是非にお願いしたいです。

もう一歩踏み込んで男性不妊についての理解と認知も、、お願い!

▶男性不妊改善のためにやめた5つのこと

▶精液検査で分かる男性不妊5つの原因